アメリカで2人目妊娠・出産

2017年末アメリカで第2子を出産・その記録

よく「欧米」って言うけれど…。

今回の内容は少し毒付いてます。気になさる方はどうぞスルーして下さい。

先日読んだこちらの記事。

日本では出産したら、母子ともに1週間程度入院しますね。出産は母体に大きな負担をかけることですし、生まれたばかりの赤ちゃんにも何が起こるかわかりませんから。

でも、欧米ではたいてい1日で退院してしまいます。イギリス王室妃が産後10時間で赤ちゃんを抱いて出てこられた映像を覚えている人も多いでしょう。10時間はさすがにビックリですが、たくましいですね。これは、欧米では医療費が高額なので、長く入院するとかなりの経済的負担になることや、退院後の自宅でのケアが行き届いていることから可能なのだと思います。

上記、 私が特に「えー!?」と思った箇所を抜粋しました。

欧米って欧州と北アメリカ大陸のことを指して話されていると思うのですが、少なくとも「アメリカはそんなんじゃないよ!」と突っ込まずにはいられませんでした。

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私はアメリカの事情しか分かりませんが、基本は産後48時間=2日間入院、と言われています。1日で退院された方の話も聞いたことがありますが、その方たちは皆第2子以降の出産で、上の子達が気になるから早く家に帰りたかった、という理由からでした。

そして退院後の自宅でのケアって何でしょう?アメリカはお金を払えばいくらでもケアしてもらえるけど、それは日本でも同じですよね。それとも私が知らないだけでアメリカでも保険制度で自宅でのケアまでついてくるものでもあるのでしょうか?

確かにイギリスで出産した知人は産後に助産師さんが数日間自宅に来てくれる、と話していました。欧州の他の国は分かりません。少なくともアメリカでこういう話は聞いたことがありません。こんな素晴らしい行政サービスがあるのなら知りたい!絶対活用したい!

他にも、

日本では、赤ちゃんと母親が同室で寝るご家庭が多いと思います。夜泣きをする時期は、父親が別室で寝るなんてこともあるでしょう。

でも、欧米ではあくまでも夫婦が同室で、赤ちゃんが別室が多く見受けられます。

日本では子どもができると、夫婦二人で外出することなど、まったくと言っていいほどできなくなりますね。子どもを一時保育に預けたり、ベビーシッターを頼むことに後ろめたさを感じる家庭が多いのではないでしょうか。 

などなど。そんなの人それぞれ、家庭それぞれだよー、と思ってしまいました。アメリカで有名なシアーズ博士は添い寝を推奨しています。私の住む地域は家賃が高いのでそもそも子供部屋を用意するだけでも大変です。日本で夫婦でデートをするために一時保育を利用している人も何人も知っています。東京在住時にはベビーシッターのサービスも流行っているなぁ、と感じました。

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文化の違い、こればっかりはやはり実際住んでみて、経験してみないと分からないことじゃないかな、と思います。私も自分がアメリカで妊娠するまではアメリカは産後1日で退院させられる、とも思っていましたし…。これもこういう曖昧な情報がひとつの原因じゃないかな、とも思いました。

そもそも「欧米」って何カ国!?って感じです。同じ日本国内でも地域によって違うことが山ほどあるのに。「今時の若者は」と同様、どうも好きになれない表現の1つです。

だらだら思いを書き出し、少しスッキリしました。お目汚し失礼いたしました。