アメリカで2人目妊娠・出産

2017年末アメリカで第2子を出産、その記録。

アメリカで出産、陣痛から出産編。

今回は出産当日、病院に着いてから娘誕生までをもう少し詳しく振り返ります。

⇩前回の記事はこちら。時系列でざっくり当日をまとめました。

今回はずいぶん長くなってしまったので読みづらいとは思いますが、何か少しでも参考にしていただければ幸いです。

まず迷ったのが病院に行くタイミングです。第1子は破水からのお産だったので明確でしたが、今回は陣痛から。目安は病院から聞いているものの自己判断です。我が家の悩みのタネは息子でした。息子を寝かせてから行くのか、息子を病院に連れて行くのか。

息子をお風呂に入れて寝かしつけ、留守を頼む夫友人に来てもらう、これを短く見積もっても1時間。2人目の出産なのでお産が早く進む可能性がある&無痛分娩を希望していたため、最終的に息子を連れて病院に行くことにしました。

病院に到着後、簡単な個人情報を記入して受付を済ませました。ホスピタルツアーで受付などの場所などを実際に見ていたので落ち着いて行動できてよかったです。この日は運良く健診で診ていただいている日本人の先生が当直でおられ、それだけで緊張が緩み、気が張っていたことに気づきました。

受付後はすぐに病院着に着替え、モニターを付けて陣痛を確認しました。所謂NST(ノンストレステスト)なのかな?この時点ではまだL&D(Labor & Delivery / 陣痛&分娩室≒日本でいうLDR?) には入らずベッドのたくさん並んだ大部屋でした。ここでドゥーラさんも合流し、一安心!ベッドの側には夫もいてくれましたが、息子もいたため私のことは構っていられない状況でした。なのでドゥーラさんの存在は大きかったです。

しばらくモニターを付け、陣痛は弱いものの7分間隔できているのでL&Dに移ることになりました。ここで陣痛を強めるために糖分を取ると良い、とドゥーラさんからハニースティック(細い棒状にパックされている蜂蜜)を頂き食べました。L&Dに移動後同じ理由で看護師さんからもジュースを勧められ、オレンジジュースもひとパック飲みました。

L&D移動後は質問に答えたり、書類にサインをしたり手続きが続きました。その間ドゥーラさんがアロマオイルを焚き、足のマッサージ&陣痛に聞くツボの刺激をしてくれました。

夫&息子もL&Dに一緒に移動し、息子は私と同じくジュースをもらったり、持参したステッカーブックをしたりして過ごしていました。

時間経過とともに陣痛の感覚は5分間隔くらいになり、痛みも徐々に増してきました。ただまだ麻酔を入れて欲しい、と感じるほどでもなくやり過ごせる程度でした。この間無痛分娩のための点滴を準備し、赤ちゃんに問題がなさそうということで一旦モニターが外されます。

この時点で8時半くらい。普段7時就寝の息子は私と一緒のベッドで寝る、と言い続けまだ病室に残っていました。病室内にソファーベッドがあり、夫がそこで寝かしつけを試みるも寝られるわけもなく…。まだ娘も産まれそうにもなかったので夫がここで息子を連れ一旦帰宅しました。

夫がいなくなった病室では一気にお産が進みました。モニターを外し、ドゥーラさんから筋膜リリースというトリートメントを受けている最中に破水しました。息子の際の破水とは違い、どっとかなりの量が出てきたので驚きました。これが自宅のベッドだったらマットレスダメになっていただろうなぁ、なんて考えていたのもつかの間、陣痛もどしん、と強くなりました。

破水した時点で麻酔の先生を呼んでいただいたのですが、他に帝王切開のお産もあったようで、なかなか来てもらえず。陣痛はどんどん痛くなる一方。マタニティヨガで教わった呼吸法なんか冷静にしていられなくなってきました。ドゥーラさんのアドバイスで仰向けから四つん這いの体勢に。さらに陣痛が強くなり、ベッドの背もたれにしがみつく体勢へ。この時は痛みで陣痛中は話せない、自分のものとは思えない声が出る、そんな状況でした。

目を閉じて歯をくいしばる私にドゥーラさんが優しく声をかけてくれました。ドゥーラさんの目を見るように、口は開けて顎と肩をリラックスさせる、赤ちゃんは頑張ってるから大丈夫、などなど。とにかく側にいてもらえて本当に心強かったです。

この時点で子宮口が8cm、会陰も少し裂けたようです。ここで担当の先生が登場し「麻酔が間に合わないかもしれないけどどうしますか?」と聞かれましたが、私は「かなり辛いです」とだけ答えるのが精一杯でした。ドゥーラさんにも「痛みはこれ以上強くならない。このまま頑張れそう?どうする?」と聞かれました。

そんなやりとりをしていると麻酔科の先生がやっと登場!再度麻酔が効く前に赤ちゃんが出てくるかも、と言われつつ麻酔を入れてもらいました。息子出産時、日本ではベッドの上で背中を丸めた体勢での麻酔を入れましたが、今回はベッドの上に座った状態でした。麻酔も色々な体勢でできるんですね。

この間、ドゥーラさんが夫にもうすぐだから早く戻るように、と連絡を入れてくれていたようです。

麻酔が効くまでしばらく痛みが続きましたが、もうすぐ麻酔が効く、という安心感が心の支えにもなっていました。徐々に麻酔が効いてきて落ち着いてきた頃に夫到着。夫を待っていたかのように娘も出てくる準備が整ったようでした。

いきみ始めて良い、となったところで自分の感覚でいきみたいか、先生&看護師さん誘導でいきみたいか尋ねられました。私は誘導していただくようにお願いしました。そしてここでバースプランに記載した、「赤ちゃんの頭を触りたい」「鏡で赤ちゃんが出てくるのを見たい」という希望通り鏡を用意していただきました。

これは無痛分娩だから余裕があってできることかもしれませんが、私は本当にしてよかったです。バースプランを書いている際には正直グロテスクかな?なんて思っていたのですが、実際目にするとすごく神秘的でとても感動しました。

娘は4回目のいきみでするっと産まれてきました。息子の時と比べ、本当にあっという間にするっと出てきたので驚きました。これは2人目だからなのか、息子の時以上に妊娠中に意識して生活していたからなのか、気になるところですが答えは分かりません。

看護師さんには「自然分娩だった」と答えていいと言われるほどの陣痛を体験し、思い描いていたお産とは違う点もありましたが、無事娘に会うことができ、家族皆で自宅に戻ることができて本当に嬉しいです。

娘誕生までの様子はここまでです。また時間を見つけて出産後の様子も記録していきたいと思っています。

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