【2児育児】お兄ちゃんになって8ヶ月、息子の様子。
先日公園で起こった出来事です。
0歳の娘と3歳の息子と3人で出かけました。
私は娘を屈んで抱っこし、娘は楽器の遊具を触って遊んでいたところ、もう1人の赤ちゃんが登場。
赤ちゃんと呼べるかギリギリのライン、ヨチヨチ歩きの女の子でした。
そこでその子が娘の顔ををバシバシ叩き叩き始めたんです。
まぁ叩くと言っても、娘に興味があるんだなぁ、という様子。
お母さんも「ごめんなさい、遊びたいって言ってるの」とお話しされていました。
娘も泣いていないし、私は気にしていなかったのですが、ここで息子登場。
妹が叩かれているのを見て、咄嗟に娘ともう1人の赤ちゃんの間に立ち、妹を守ってくれたのです!
これには母、ただただ感動です。
もう1人の赤ちゃんを叩き返すこともなく、ただ間に割って入っただけ。
そして自分が代わりに叩かれる。
本当に立派なお兄ちゃんになりました!
息子(お兄ちゃん)への接し方
妹思いの頼もしい兄に成長した息子。
私が妊娠中から産後、息子への接し方で気をつけてきた、気をつけている点をまとめます。
上の子との接し方や、赤ちゃん返りの対応など、何か少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
「お兄ちゃんだから」「赤ちゃんだから」という言葉は禁止
これは差別を感じさせるので避けています。
「お兄ちゃんだからできるでしょ」「赤ちゃんだから許してあげて」など、上の子へのプレッシャーや劣等感を与えかねないと考えています。
「お兄ちゃん」でなく、きちんと息子の名前で呼ぶ
息子にはとても素敵な名前があります。
夫婦で一生懸命思いを込めてつけた名前です。
妹ができてもいつまでも可愛い私たちの子供。
私たちの「お兄ちゃん」ではありません。
(我が家では夫婦間でも名前で呼び合っています。私は夫の「お母さん」になるために結婚したのではありませんし、夫も同じ。)
「お兄ちゃんさすが、カッコいい」
褒めるときは「お兄ちゃん」を活用します。
ただし、娘がいるとき限定。娘の心の声を私が翻訳している体です。
「お兄ちゃん、おっきいお口でご飯食べてカッコいい!」「お片づけ上手、さすがお兄ちゃん!」と言った具合で、妹からの尊敬の念を込めて。
注意するときは年齢関係なく平等に
例えば食事中に娘が机をバンバン叩けば「お行儀が悪い」と注意します。
赤ちゃんなので仕方ないんですけどね。
ですがこの一言がないと「妹はいいのに僕はダメなんだ」と息子は感じてしまいます。
ダメなことをダメと言うのはどうせ後々必要になることですしね。
ご飯を手伝って欲しがればなるべく対応する
これも息子も娘も平等に、ということで。
3歳なので1人で食べられるはずですが、甘えたいんだろうし、そういう時もあるよね、と。
トイレトレーニングは気長に
お母さんが妊娠した、赤ちゃんが家族に加わった、この環境の変化は子供にとってとても大きなものです。
ただでさえこの変化の中で頑張っている上に、さらに「トイレを使う、オムツを卒業する」という事が加わります。
急いでも何一ついいことがないので、のんびりでもいつかは外れる、というスタンスで取り組んでいます。
娘が泣いても「次はお兄ちゃんの番、ちょっと待ってて」と
例えば息子が本を読んで欲しい、と持ってきたときに娘が泣いていたとします。
ここで今妹が泣いているから後で、と言わずに、できるだけ息子に対応してあげるようにしています。
よく聞く「上の子優先」というスタイルですね。
娘にはお兄ちゃんの番だからね、とおもちゃなどを与えて少し待ってもらいます。
たとえ本を最後まで読めなかったとしても、向き合うことで息子に満足感を少しでも与えてあげられると思っています。
娘の寝かしつけに時間がかかる時、泣いても少しベッドに置いておく
お昼寝の寝かしつけ、うまくいかない時も多々あります。
本当はずっと娘についていて早く寝かせたいけれど、その間息子は1人で待っています。
待たせすぎてるな、と感じるときは娘をベビーベッドに残して息子のところへ。
もちろん娘は大号泣。
私は息子に「待っててくれてありがとう。でも妹寝ないよ、どうしよう〜」と相談します。
息子は「トントンしてあげたらいい」「ちょっと置いといたら寝ると思う」「カーシートで寝たらいい」など、その都度考えて返答をくれます。
私と息子で決めるので、結束力も強くなります。
妹はお兄ちゃんが大好き、と翻訳してあげる
娘はまだ「あばば、あばば」としか話しません。
でも毎日何か一生懸命話しています。
息子が「なんて言ってるの?」と聞けばすかさず、「お兄ちゃん大好き!」って言っているよ〜と私が翻訳しています。
妹は自分のことが大好き=仲間!と思ってもらえるといいな、と。
▽「仲間」はアドラー心理学にも通じるところです。
妹と同じようにしたい、を叶える
妹と同じご飯を食べたがりますし、ここ最近「抱っこ〜」が増えました。
これは「赤ちゃんのだよ」や「もう重いよ」など言わずに、「はーい!」と対応しています。
2人きりの時間を大切に
小さなことだと、娘がお昼寝中に2人で絵本を読んだり遊んだりする、娘が一人遊びをしているときに息子をぎゅーっとする。
夫が在宅時であれば娘を任せ、息子と2人でスタバに行ったり、買い物に行ったり。
とにかく自分の100%を息子に向ける時間を作ること、これを心掛けています。
以上、ざっと我が家流上の子の対応をまとめました。
周りのお話を聞く限りだと、息子の赤ちゃん返りはとても軽いほうだと思っています。
妹に危害を加えることもありませんし、親にいつも以上に甘えている程度なのでむしろ可愛い!
これから娘の成長に伴い、兄妹喧嘩も出てくるんだろうな、とは思いますが、2人で切磋琢磨し、信頼しあえる関係を築いていって欲しいです◎
▽妊娠中の息子の様子はこちらから。