アメリカで2人目妊娠・出産

2017年末アメリカで第2子を出産・その記録

アメリカで出産、1週間健診&2週間健診。

娘の1週間健診と2週間健診の記録です。

アメリカにて普通分娩で娘を出産し、生後2日で退院しました。あっという間の退院なので、その後の経過は随時小児科にて診ていただくことになります。ふにゃふにゃの新生児を連れての外出、ドキドキでした!

健診の時期や頻度は診ていただく先生の方針にもよると思いますが、娘は生後1週間と2週間の健診でした。次は生後1ヶ月の予定です。

健診内容は日本と同じ流れで、看護師さんによる身長・体重・頭囲などの測定、その後先生による診察という感じです。ただ母子手帳の記入などはないので、私は口頭で聞いたものを覚え、それを自分で書き込んでいます。言えば書面でも頂けるのかな?

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まず1週間健診

娘はこの日、出生体重(約3500g)よりまだ約170g軽いことを指摘され、母乳の後に粉ミルクを足すように指導を受けました。粉ミルクを足す頻度は1日3〜4回から毎回でもいい、あげる量は飲みたいだけ、まぁ30〜40mlくらいかな?と、ざっくり。

てっきり産後すぐの頻回授乳もあり、母乳はしっかり出ているもんだと思っていたので驚きました。娘がごくごく飲んでいる音もするし、授乳していない方からはぽたぽた母乳も出てくる状況でした。でもまぁ体重が減ったままでは心配なので、帰宅後から粉ミルクを足すことにしました。

夜は準備が辛いので、日中だけ母乳の後に粉ミルクを足して様子を見ることに。毎回約 60ml(2oz)用意して、飲んだのは5ml〜40ml。1日で計100ml程度でした。そんなに飲まなかったので、やっぱり母乳飲めていた気がしています…。

その後2週間健診

正確には生後13日での健診でした。体重は3720g、前回の測定から390g増!1日約65g増えた計算です。これはむしろ増えすぎでないの!?やっぱり粉ミルク足さなくてよかったんじゃ…。

実は1週間健診の測定はいつもと違う看護師さんで、正直あまり感じがよくなかったのです。なので失礼とは思いつつ、夫とその時の測定値そのものを疑っています。笑。

何はともあれ2週間健診の後は母乳のみで、今のところ問題なくぷくぷく大きく育ってくれているようです。

今回の話をドゥーラさんにもしたのですが、粉ミルクを足すタイミングは先生の方針によって様々なようです。体重を早く戻したい先生、母乳育児を推奨する先生、などなど。

私は1週間健診で最低でも出生体重よりマイナス50gくらいでないと、と言われました。

この基準も人によっては、生後10日で出生体重に戻るようにと指導する先生、生後2週間で、生後1ヶ月で、と本当にバラバラなんだそうです。これ!という正しい答えは難しいのかもしれませんが、私は何よりも、赤ちゃんが元気かどうか、お母さんが辛い思いをしていないか、が一番大切だと思います。

そうそう、1週間健診の日は退院後初めての家族4人での外出だったのですが、荷物&人が多すぎて肝心なダイパーバッグを忘れてしまいました!健診後にオムツを替えてあげたかったけどできず…。娘、ごめん!

生後25日、オムツをサイズアップ!

娘、1ヶ月を前に新生児サイズのオムツを卒業しました!

体重が随分増えた&ちょうど新生児サイズがなくなったので、このタイミングでサイズNからサイズ1に変えました。

今日まで使った新生児サイズのオムツ、ざっと240枚程です。1日約10枚程、結構な消費量!でも布おむつを使っていた息子の時は、毎日20枚前後洗っていたので、実際はもっと頻繁に変えてあげたほうがいいのかな!?

娘の体重は自宅の体重計で量っているのでベビースケールのように正確ではないですが、先週あたりから4kgを超えているようです。今朝はなんと約4.6kgでした。出生体重は約3.5kg(3500g)だったのでそこからすでに1.1kg増。単純計算しても1日44g増です。すごい!

同じ時期の息子は4.2kgだったので、常に「大きいね!」と言われ続けている息子をすでに超えています。女の子なのでちょっと心配ですが、夫が大きいので娘も大きくなるのかな。

体重が増えた分、見た目も新生児っぽさもなくなってきて、随分しっかりしてきました。3人目は考えていないので、最後の新生児のお世話の終わりが見えてきて寂しいです。成長の早さに私の気持ちがが全く追いつけません。そんなに早く大きくならないで!というのが今の心情です。

オムツは、パンパース、オネスト、ベイビーガニックを試しました。頂き物や割引クーポンを使って購入したりして色々です。今のところオムツかぶれはしていません。おしり拭きは息子と共用でベイビーガニックのもの。こちらも大丈夫そうです。

オムツはパンパースが一番使い勝手がいいかな、と思っています。またオムツレビューも後々!

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【アメリカ出産】分娩・入院費用、その2!

先日、娘を出産した病院から請求書が届いたと書きました。

が!なんと再度請求書が届いたのです!

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よくよく見てみると前回分は娘に対して、今回届いたのは私に対して、という事だったようです…!

さて、今回は前回よりも恐ろしい金額が書かれていました。

内訳は…

分娩・入院にかかった医療費合計、約19,000ドル ≒ 210万円!

保険でカバーされる分を差し引いた自己負担額は約850ドル ≒ 9万円!

前回の発言撤回です。アメリカの医療費はやっぱりバカ高かったです…。

保険に入っていなかったとしたら分娩・入院費用だけで約300万円。恐ろしすぎます。この金額にプラス妊婦健診費も必要ですしね。この請求額を見たらそりゃ日本のように1週間近くも入院してられないよね、と納得せざるを得ません。

今回の9万円、妊婦健診費用、ドゥーラ費用、娘の入院費用、これらを合計するとアメリカで妊娠・出産にかかった金額は約42万円。ドゥーラ費用を差し引いても約25万円の自己負担額。保険でだいぶカバーされているとはいえ高い!!!

これだけの金額を目の当たりにすると、頑張って自然分娩にしていたら費用はどれくらい違っていたんだろう、とそんな事も気になってきます。

 

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【アメリカ出産】分娩・入院費用。

娘を出産した病院(妊婦健診を受けていた病院とはまた別)から請求書が届きました。

アメリカの病院はバカ高いという噂ばかり聞くので、好奇心と恐怖心でドキドキしながらの開封!

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今回の分娩・入院費用の合計は約7100ドル ≒ 80万円!だったようです。

この金額から保険でカバーされる額が引かれ、自己負担額としての支払い請求額は約770ドル(≒ 85,000円)でした。1割ちょっとの負担で済んだようです。これは本当に保険様様、夫に感謝です。

請求金額は病院、保険の種類、分娩時間、使った薬の量などでも変わってくると思うのですが、相場が全く分かりません。

ここに11月までの妊婦健診費、約650ドルも合わせると、アメリカでの妊娠・出産で病院に支払った費用の総額は約1,420ドル(≒ 16万円)です。

12月の健診費の請求がまだなのと、産後の健診があと1回残っているので健診費用はもう少しだけ膨らみそうです。

「アメリカの医療費は高い」という先入観がありましたが、日本で息子を妊娠・出産時にかかった費用と負担額はそこまで変わらない印象です。(入院日数はだいぶ違いますが…)

第1子の息子は日本の地方都市で出産しました。退院時には出産育児一時金の42万円でカバーできなかった13〜14万円程を支払いました。

正確な数字は覚えていませんが、個人病院・無痛分娩を選んだのも高かった原因です。プラス妊婦健診でも、ほぼ毎回数百円〜数千円の負担がありました。東京などの都心部だとさらに負担額は大きいとも聞くので、アメリカでも良い保険に入れていれば案外日本と変わらないのかもしれません。

ただ、無料で受けられる市や区の母親学級のようなものは皆無です。出産に向けてのクラスは病院で行われていますが、私のお世話になった病院では結構な参加費用が必要でした。そういった点では日本の方が負担が小さいです。

我が家は上記の病院費に加え、ドゥーラさんをお願いしたので1,500ドル(≒ 17万円)の出費もありました。決して安くはないですが、これは本当に良いお金の使い方をしたと思っています。我が家にぴったりのサポートをしていただけ大満足です。

これらをざっとまとめてみると、私のアメリカでの妊娠・出産にかかった総額はドゥーラ費用も含め約33万円でした!

⇩追記。病院からの請求はまだ終わっていませんでした!

 

 

ドゥーラさん、最後の訪問。

妊娠中からお世話になっていたドゥーラさんですが、最後のサポートとして産後の自宅訪問がありました。

無事妊娠・出産を終えることができ、喜ばしいことなのですが、ドゥーラさんを卒業するのはとても寂しいです。3人目は考えていないので、今後は街でばったり会ったりでもしない限り、もう顔を合わす機会もありません。

娘がいつかここで結婚・出産することがあれば絶対に同じドゥーラさんにお願いしてもらいたい!なんて夢のようなことを考えてみたり。笑。

そんな風に思える素敵なドゥーラさんに出会えて本当にラッキーでした。

もちろん何か困ったことや心配事があればいつでも連絡してね、と言ってくれています。家族が近くにいない私たちにはその言葉だけでも嬉しく、いざという時に頼れる人がいるのはとても心強いです。

最初は決して安くはない(カリフォルニア・ベイエリアのみかも!?)支払金額に迷いもありましたが、今となっては本当にサポートしていただいて良かったです。産後を家族皆で笑って過ごすことができている今の生活も、ドゥーラさんの存在なしにはありえなかったと思います。

最後の訪問は母乳育児、睡眠、私の体調、家事、息子、諸々について話を聞いていただきました。上手くやってると言っていただけて安心したり、出産を振り返り涙が溢れそうになったり。久しぶりに家族以外の人と話せたことも楽しかったです。娘の様子にも太鼓判を押していただけひと安心しました。

そしてプレゼントも頂きました。もちろんプレゼントは中身より気持ちが一番嬉しいのですが、さすが多くの経験をされてきているだけあり中身もとても素敵でした。

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素敵なプレゼントの内容、参考までに記載しておきます。

  • 地元のハンドメイドの石鹸
  • 石鹸と同じ作り手さんのウォッシュタオル
  • 絵本

この3点でした。

決して大きなプレゼントではないのですが、それがまた受け手の負担にならない良い塩梅にも感じました。内容も人柄が反映されてとても暖かいものでした。私も贈りものをする際にそんな風に思っていただけるようになりたい!出産のお祝いや誕生日プレゼントを選ぶ際、この気持ちを忘れないようにしたいです。

絵本には娘へのメッセージも添えられていて、それが特に嬉しかったです。

「あなたのお母さんはとても勇敢な人」

「あなたが生まれたことで世界は素晴らしいものになった」

「あなたはとても愛されている存在」

このような素敵なメッセージをびっしりと書いてくださっていました。私はこんな文章さらっと書けない。この辺りも少しでも真似したいところです。

訪問後にはこの日話した内容、今後のアドバイスなどをまとめた長いメールも送ってくださいました。

今回の私のドゥーラさん体験談・感想はあくまでも私個人のものです。

「doula」とひとまとめに言っても、ドゥーラさんそれぞれサポート内容も異なるだろうし、相性もあると思います。それでもアメリカで出産を予定されていて不安を感じていたり、サポートを必要とされている方は是非ドゥーラさんも検討してみてください。私は1人目の妊娠・出産時にも同じドゥーラさんにお世話になりたかった!と思うくらいかけがえのない出会いに恵まれました。

また折を見て妊娠中に受けたドゥーラさんのサポートについてもまとめていきたいです。

頂いた絵本はこちらです。 出産やお誕生のお祝いにぴったりな内容です。