【アメリカ育児】赤ちゃんにビタミンDのサプリメント。
第2子の娘を完全母乳で育てています。
第1子の息子は日本で出産し、1歳過ぎでアメリカに越すまでの間は日本で育てました。
今回は2回目の母乳育児ですが、アメリカでは初めてです。
もちろん日本と変わらないこともありますが、違うこともたくさんあると感じています。
そんな中で今日は赤ちゃんのビタミンDについてです。
アメリカでは赤ちゃんもサプリ
さすがサプリ大国アメリカ、赤ちゃんにもサプリがあるんです。
母乳ではビタミンDが不足するため、かかりつけの小児科医に勧められたビタミンDのサプリメントを娘に与えています。
▽教えていただいた物をTarget(ターゲット)購入しました。
natural sourced, preservative-free(自然由来、防腐剤・保存料無添加)です。
与え方・1日の摂取量
こちらの与え方は、1滴(400 IU)を指か乳頭に垂らし、それを30秒以上吸わせます。
米国小児科学会(American Academy of Pediatrics (AAP))でも、母乳で育つ乳児に対して1日400 IUのビタミンDの摂取が推奨されています。
ビタミンD、日本では?
ただ、日本で出産した息子には、一切ビタミンDなどのサプリメントは与えていません。そして今のところ何も問題なく育っています。
なので別に与えなくてもいいんじゃないかなぁ、とも正直思いました。
ですが、私が知らなかっただけで、日本でも環境省のページにビタミンDサプリメントについての記載がありました。
妊婦さんや授乳中のお母さんは、ビタミンD不足にならないよう、普段から食事に十分気をつ けるほか、適度な日差しを浴びることも効果的と考えられます。 食事からの摂取や日光浴等でのビタミンD補充が難しいお母さんの場合には、赤ちゃん用のビタミンDサプリメントを使用するのも一つの方法です。
やはり日本はサプリよりも食生活が一番という印象ですが、これから日本でもビタミンDのサプリもメジャーになるのかもしれません。
日光浴でビタミンD?
ビタミンDは日光浴によって生成することもできます。
だからといって、ビタミンDのために皮膚の薄い赤ちゃんを日光に晒すのも怖いです。
日光浴によるビタミンD生成というメリットもありますが、皮膚ガンやその他の紫外線の影響というデメリットの方が気になります。
母子手帳にも昔は「日光浴をさせましょう」と記載があったそうですが、紫外線の影響を考慮してその記述が外されたとも聞きました。
まとめ
息子は幸いビタミンD不足による症状は出ていませんが、だからといって「赤ちゃんにビタミンDサプリは不要」という答えには結びつかないと考えています。
ということで、郷に入れば郷に従い、我が家は娘のビタミンDはアメリカ式にサプリで補うことにしました。
ただ、ビタミンDは欠乏症も問題ですが、過剰摂取もまた害になるので注意が必要です。
サプリの摂取は自己判断でなく、まずは主治医と相談されてください。
▽厚生労働省のページでアメリカの情報を日本語で読むこともできます。
ビタミンD | 海外の情報 | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業
【アメリカ出産】産後の母親健診へ。産後の体重など。
産後6週間頃に受けるように言われていた私の健診を受けてきました。
受付を済ませると簡単な問診票を渡され記入。
内容はここ1週間の感情について。
要はハッピーかどうか、という類の質問が10問ほど。 産後鬱でないかのチェックでした。
笑えてる?惨めな気分じゃない?そんな感じ。
妊婦健診とは違い尿検査はありません。体重・血圧測定は今まで通り。
診察室で看護師さんに母乳育児かどうかを聞かれ、今後のバースコントロール(避妊)について先生と話したいか、と質問を受けました。
看護師さんが退室後は洋服を全て脱ぎ、検査着に着替えて待ちます。
先生が見え、体調などを聞かれ触診を受けました。
産後のからだ・体重
子宮も通常の大きさに戻っており問題ない、運動なども普通にして構わない、とのことでした。
子連れヨガが気になっているので行ってみようかな。
そして子宮が元に戻っているのなら、お腹のお肉はもう脂肪のみ…。
妊娠中に増えた体重11kg。現在そこからマイナス8kg。妊娠前の体重まであと3kg。
欲を言えばアメリカに来て増えた2kgも減らしたい!
バースコントロール
バースコントロールに関しては、コンドームでも構わないし、ピルの処方を希望するのなら、電話すれば処方箋を出してくださるそうです。
本当にもう子供を希望しないのなら夫が手術を受けるのも1つの選択肢だけど、ゆっくり考えてください、とのことでした。
子供は2人の予定で次は考えていない、と伝えると、まだ若いのに!と言われました。
もう高齢出産だし、若くないと思うんだけど、出産の平均年齢が上がっているので若いと言われるのか、アメリカだからなのか、どうなんでしょう。
婦人科のがん検診
今後の検査としては、今回の妊娠中に子宮頸がん検診を受けているので、次は3年後でいいそうです。日本だと2年おきに区から案内が来ていた記憶があります。
そして乳がん検診。色々言われることが変わっているようなのですが、40歳 or 45歳 or 50歳、とこの辺りの年齢での受診が勧められているようです。
私は日本にいた際、健康診断では婦人科の健診を追加して乳がん健診も受けていました。最後の健康診断は息子を授乳中だったのでマンモグラフィーを受けていないので、娘が卒乳したら受けよう、なんて思っていたんです。
先生は今回の健診で乳房のしこりもなく、リンパの腫れもないので大丈夫、とおしゃっていました。
もちろん自分でしこりのようなものを感じたら、すぐに受診してくださいともお話しされていたので、まずはセルフチェックを心がけます。
▽月経が終わるタイミングで月1回がいいそうです。
乳がん検診、30代には勧められない その代わりに…|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE
やっぱり少し寂しい
これで毎月の病院通いも終わりです。
娘が元気に生まれてきてくれ、喜ばしいことなのですが、やはり少し寂しいです。
産婦人科なので、今後婦人科でお世話になることもあるかと思います。
それまではお世話になった先生&看護師さんともしばしお別れです。
先生はもちろんのこと、担当の看護師さんも本当に良くしてくださりました。
お二人とも息子にも優しくしてくれ、それもとても嬉しかったです。
娘のお陰で良い出会いに恵まれました!
【アメリカ出産】分娩・入院費用、その3!
アメリカで娘を出産してから1ヶ月半ほどが経ちました。
先月で分娩・入院費用の支払いはすっかり終わったものだと思っていました。
が、さらに追加で2枚の請求書を受け取りました!
いやぁ、びっくり。
では安い順にご紹介します。
麻酔科の先生への支払い
まず1枚目は無痛分娩の麻酔を入れてくださった先生への支払い請求でした。
これは陣痛中になんかそんな話があったなぁ、と記憶が蘇ってきました。そんなことすっかり忘れていました。
こちらの費用が1,700ドル≒19万円!保険で支払われる金額を差し引いた自己負担額が約100ドル≒1万円でした。
この費用プラス麻酔の薬代も病院から請求されているので、やはり無痛分娩と自然分娩だと費用がだいぶ違いそう。
産婦人科の先生への支払い
もう1枚は産婦人科の先生への支払いです。赤ちゃんを取り上げてくれた先生ですね。
私は健診でかかっていた病院と、お産をした病院が別です。先月支払いを済ませたのはお産した病院からの請求。
今回は普段健診にかかっていた病院からの請求。
この辺りのシステムがよく分かっていないのですが、産婦人科の先生は健診の病院に所属しておられるので、そちらに支払うようです。うーん、ややこしい!
こちらがなんと驚きの金額で約7,200ドル≒79万円!自己負担額が約400ドル≒4万円。
いやぁ、目玉飛び出します。夫は驚きを通り越して笑っていました。
アメリカの出産費用合計
先月の請求と合計すると分娩・入院費用の合計は約35,000ドル≒390万円です。
自己負担額は約2,120ドル≒23万円。
上記はあくまでも分娩・入院費用のみです。
さらに妊婦健診の自己負担額、約650ドル(未請求分があるため増える見込み)を加えると今時点で、出産にかかった費用の合計金額は約30万円!。
これって全額自己負担の日本の出産費用と大差ないですよね…。
我が家は妊娠出産を見込み、夫の会社で用意されている条件の一番良い保険に入ったのですが、この支払い金額でした。
アメリカの医療制度&医療費、恐ろしいです!!!
【1ヶ月健診】娘の身長体重、アメリカでの健診の様子など。
娘の1ヶ月健診に行ってきました!
正確にはインフルエンザが流行っていた関係で、ピークを過ぎてから受診したため、娘約1ヶ月半(生後46日)での記録です。
健診の内容や予防接種等の流れは、先生や州によって違うかもしれませんのでご参考までに。ちなみに私はカリフォルニア州在住です。
アメリカの1ヶ月健診
流れは日本とほぼ同じです。
看護師さんによる頭囲・身長・体重測定。(胸囲の測定はありませんでした。)
その後先生による問診・診察。
ただ、予防接種は先生でなく、看護師さんが行います。
裸になっての健診なので、待ち時間用にブランケットがあると便利です。
娘の身長・体重
身長・体重は、57cm・5500gでした!
1ヶ月を過ぎての受診を考慮しても大きいです。
女児の成長曲線を今にもはみ出しそうな感じ。
看護師さんが測定しながら数値を教えてくださるので、私は横で日本の母子手帳に自分で書き込んでいきました。
アメリカの予防接種
健診の最後にB型肝炎の2回目を摂取しました。1回目は生後0日で摂取済みです。
日本では生後2ヶ月から始まる予防接種ですが、アメリカでは生まれてすぐに始まっています。
(T dap / 百日咳の予防接種も含めると正確には胎児の時から。)
生後すぐのB型肝炎接種を避けたい場合はバースプランに書くこともできるようです。
日本では予防接種毎に同意書が必要でしたが、アメリカでは何もありません。
副作用も99%は大丈夫だが、万が一熱などが出た場合は市販の解熱剤(Tylenol / タイレノール)をあげるように言われました。
娘は夜寝付くのにいつもより少しぐずりましたが、今のところ大丈夫そうです。
先生からのお話
- 母乳のみ(完母)で育てている場合は、ビタミンDを飲ませるように
- スクリーン(スマホやTV)は最低2歳までは避けるように
- お風呂は毎日でなくてもいいよ
- 少しでべそだけど何もしません
こんな感じのお話がありました。
ビタミンD
粉ミルクには入っていますが母乳にはほぼ含まれていません。
アメリカでは市販の牛乳にも入っているのが一般的で、重要視されているようです。
スクリーン
私たちの住む地域、カリフォルニア・ベイエリアは特にテクノロジー関係の会社(アップル、グーグルなど)が集まっています。ですが、そういう人たちもスクリーンを避けて子育てしている傾向が強いようです。
脳が急激に発達する時期にスクリーンを見せることはよくないとの研究があるそうです。
私たちが子供の頃と同じように育てるのが理想だと仰っていました。外で遊び、絵を描くならiPadでなく紙と鉛筆、といった感じです。
お風呂
毎日入れるのがダメ、ということではないですが、必要でもないとのこと。
娘は肌も綺麗なので日本式に毎日でも問題ないとのことでしたが、洗いすぎることで肌荒れを起こす赤ちゃんもいるようです。
おへそ
本当に少しですが、でべそです。まだ少し穴が空いている様子、と仰っていました。5歳くらいまでは何もせず様子を見るだけ、とのことでした。
次は2ヶ月健診
次回は1ヶ月後に診ていただきます。
問題がなければ、2ヶ月健診では同時接種で予防接種を何本か打つようです。
息子は1歳過ぎまで日本でしたが、同時接種推奨の病院にかかっていたので日本とそう変わりはなさそうです。
また1ヶ月、娘の成長を日々愛でたいと思います!
【レビュー】へその緒ケース。
アメリカではへその緒を保管しておく習慣がありません。
=へその緒ケースなんて売ってない!
ということで、娘を妊娠中にオンラインで購入し、実家で受け取ってもらっていました。
私はポイントもあったので楽天市場を利用しました。
選んだのはへその緒の保管に適しているとされる桐のケース。
着物の保管にも良いとされる桐は、湿度に強く、防虫効果もあるそう。
私が娘に購入したのはちりめんの袋付きのもの。袋は色違いもありどれも可愛いです。
先日、そのへその緒ケースを受け取ったので写真とともにレビューします!
まずは見た目
ショップの写真通りの印象です。
安っぽい感じもなく、いい感じ。ちりめんの色合いも落ち着いていて好みです。
次に付属品
出生の詳細を記入し、霧の箱に貼ることのできるシール、へその緒&ちりめんに関しての豆知識等について書かれた紙が同封されていました。
霧の箱の中には綿が敷かれています。
へその緒豆知識
昔はへその緒を病気の際に煎じて飲ませると助かる、という言い伝えがあったようです。
知りませんでした!
息子のものと比べてみる
第1子の息子のものとの比較。
向かって右、息子のものはお世話になった病院からの頂き物です。
今回娘に購入したものの方が蓋の作りが凝ってます。
大きさは同じくらい。
どうやって保存するか
まずはケースに入れる前にしっかり乾燥させること!洗う必要はありません。
その後息子のものは乾燥剤とともに紙で包んであります。
病院からケースにこの紙と乾燥剤が入った状態で頂きました。
一方娘のものは綿が入っていただけだったので、そのまま入れてはすぐ紛失しそうと思い、ガーゼで包んで入れています。
娘のものにも適当な乾燥剤を見つけたら一緒に入れておく予定です。
大切にしたい絆
十月十日、子供たちと私を繋いでいてくれたへその緒。
育児で大変なことも沢山ありますが、子供たちの誕生がどれほどかけがえのないものかを思い出させてくれます。
ずっと大切にしたいです。
息子や娘が親になることがあれば、その際に渡そうかな。
色々思い出したり、これからの成長を想像するだけで目頭が熱くなります!
▽産後に購入するなら、名前&誕生日を入れてくれるデザインも可愛い!