アメリカで2人目妊娠中。

2016年12月、アメリカに越してきました。2017年12月、第2子をアメリカで出産予定です。

日本で第1子を無痛分娩で出産、体験談。

第1子、現在2歳過ぎの息子は日本で出産しました。無痛分娩を選択しました。

私の無痛分娩体験談を当時書いていたブログから添削、転載します。長いですが、1つの出産体験談として、また日本ではまだまだ少数派の無痛分娩、少しでも参考にしていただけたら、と思います。

2年と少し前、お風呂の時間が私が産後に唯一、自分一人だけで楽しめる時間でした。ここぞとばかりに湯船にゆっくり浸かり、読書をしていました。思い出すだけで日本のお風呂が恋しいです…。その時に読んだ1冊が『きみは赤ちゃん』でした。 

きみは赤ちゃん (文春文庫)

きみは赤ちゃん (文春文庫)

 

著者の川上さんの妊娠・出産・育児エッセイです。出産編は無痛分娩の話など、自分と重なることも多々あり、そうそう~、なんて思いながら読み進めました。産後編は今の自分と重なるところに共感し、これからこうなるのか〜、とイメージできたりワクワクしたり、あっという間に読み終えた1冊でした。

出産前にこの本に出会っていれば、色々と参考になっただろうな、なんて思ったりもしました。

私の周りでは知人、友人に無痛分娩の経験者もおらず、無痛分娩を選択する、と友人らに言うと返ってくるのはやんわり、でも否定的な意見がほとんどでした。

川上さんも書かれていますが、無痛分娩に対して否定的なことを言う人も、同じ料金だったら無痛分娩を選ぶんじゃないかな?と。10人が10人そうじゃないにしろ、私もそう思います。

自然分娩、帝王切開、無痛分娩、計画分娩、どんな形であれ出産は命がけ。母子ともに健康であれば万々歳じゃないか!と私は思います。

私は通院していた病院が無痛分娩を取り扱っていたのと、出産の痛みに対してとても不安があったこともあり夫に相談しました。夫は費用のことは気にせず、やりたい方を選べばいい、と言ってくれました。(決してお金に余裕があったわけではありませんが、私の意思を尊重してくれての夫の気遣いでした。)

もちろん麻酔などのリスクは気になったし、私のかかっていた病院は計画無痛分娩のみだったので、赤ちゃんのタイミングでなく、陣痛促進剤などを使ってこちらの都合で生まれる日を決めてもいいんだろうか、そんなことでギリギリまで悩んでもいました。

それでも痛みへの不安は日々大きくなる一方だし、もしもどちらも同じ料金だったら痛くない方を選ぶ、落ち着いて新しい家族を迎え入れたい、そういう思いで最終的に無痛分娩を選びました。

夫も言ってくれたけれど、産むのは私です。周りの人は結局何を言っても、当事者ではありません。私は無痛分娩でお願いして本当に良かったです。ご両親の反対を受けている、なんて話もネット上で見かけましたが、私は相談しませんでした。事後報告のみです。

日本でも国や保険などの補助が無痛分娩にもあれば、出生率ももう少し上がりそうなのにな、なんて思ったりもします。2人目、3人目、欲しいけど、あの痛みを考えるともう嫌、と話す友人が私の周りにもいます。

ちなみに私は息子の出産時、無痛分娩の計画を立てる前にに破水して病院へ、そして破水が確定し、そのまま深夜過ぎに入院になりましました。

破水後2時間ほどで陣痛が始まり、そこから先生が来るまでの2時間ほどは麻酔なしで過ごしました。それだけでも陣痛、結構辛かったです。夫が一旦自宅に帰宅したあとだったので1人で耐えていたこともあって、通院中お世話になっていた助産師さんの顔を見ただけでホッとし、涙が溢れてくるほどでした。

朝になり先生が来られ、麻酔を入れてもらい、痛みは本当にすっとなくなりました。

そこからは陣痛の間隔が狭くなるのを待つのみ。痛みはないけれど、陣痛がきている感覚はありました。1度帰宅していた夫が再度病院に到着して、しばし2人で談笑。

その後、麻酔の影響で陣痛が少し遠のいているということで陣痛促進剤も使いました。いい感じに陣痛がきてる、そろそろいきもうか、という段階で、息子の頭が横向きで引っかかってる、吸引した方が良さそう、と、慌ただしく吸引分娩のための器具の準備がされました。

最後に吸引する前にもう一度いきんでみましょう、と助産師さんに言われ、いきんだところ、あれ!?大丈夫そう!?このまま頑張ってみましょう!と、結局吸引することなく息子は無事生まれてきてくれました。

無痛分娩では出血が多く、分娩時間も長くなる傾向がある、とも言われていますが、私の場合は出血量も多くはなく、分娩時間も8時間ほどでした。

でもこれは個人差があるのでなんとも言えないところだと思います。川上さんの著書を読むと、私とは違う経緯を辿られているし、無痛分娩とひとくくりにできないところも多々あると思います。

あとは無痛分娩、いきむ感覚がわからない、という話もよく聞きます。

私は助産師さんが行っていたマタニティヨガに通っていました。ヨガではいきみ方や、いきむ体勢なども教えてもらえて良かったです。そのおかげか、出産当日は「お母さん、いきむの上手!」と何度も褒めていただきました。ただおだてられていただけかもしれません。笑。

ちなみにヨガの先生に教えてもらった赤ちゃんが降りてくるスクワット。これをした翌日、おしるしがあり、数日後破水。スクワットが破水につながったのかも!?なんて後々思ったりもしました。

無痛分娩にして辛かったなぁ、と思ったのは産後です。私が出産した病院では麻酔が抜けるまでは入院する部屋に移ることができませんでした。産後は分娩台で数時間ボケーっとしてました。最後の方はウトウトとしてたものの、ベッドじゃないから寝心地もよくなく。夫も付き添ってくれたものの、待ちくたびれてソファーで寝ていました。

背中に打つ麻酔も痛かったですが、それは一瞬の痛みでしたし、陣痛の痛みがなくなる!と思うと大丈夫でした。あえて言うなら麻酔を打つ際に腰を丸めるのですが、陣痛の中その体勢になるのが辛かったです。

マイナス面もないことはないですが、何よりも落ち着いて我が子を迎えることができたので本当に良かったです。私は息子が出てくる感覚もしっかり分かりました。

なんだか随分と長く、纏まりのない文章ですが、1つの出産体験談として少しでも参考にしていただけたら幸いです。

出産の形がなんであれ、皆様が元気な赤ちゃんに会えますように!

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